代表インタビュー

田仲 達郎

TAZ TANAKA

代表取締役

南條 颯

RICK(HAYATE NANJYO)

日本事業責任者

この業界に入ったきっかけを教えて下さい。

田仲:28歳の時、ジャスコ(現、イオン)の店舗で販促主任として働いており、当時のジャスコは店舗ごとにチラシを作っていました。
そこで自分が携わったチラシを手に、おばあちゃんが商品を探していて、印刷物は人の役に立てる大切なコミュニケーションツールだと実感し、印刷業界へ転職しました。

この仕事の魅力は何でしょうか?

田仲:どのような仕事にも言えることですが、お客様や周りの人たちから感謝をされることです。印刷物の魅力のひとつは活字だと思っています。
SNSや動画は一方通行に対して活字はキャッチボールができる。どういう意味かというと、例えば小説を読むとすると想像が膨らみ自分がそこにいるような世界観があります。 ビジネス書も何度も読むことで1度目では気がつかなかった著者の真意がわかったりもするものです。
印刷会社というのは活字を通じて人々の心を豊かにする立派な仕事だと考えております。

五色は「全従業員が働きがいのある会社組織であり続け、社会平和と発展に貢献する」 という理念を掲げて活動をしていますが、具体的な経営理念についてお聞かせください。

田仲:働き甲斐というのは、自分は会社や社会で必要とされているということを従業員が実感できる環境が職場にあることだと考えております。
そのためには当社がお客様や社会にとって必要な存在であり続けることが必要です。
たった一度しかない人生、いつ終わりが来るかわからない人生の大切な時間を会社は預かります。単に生活費を稼ぐだけの職場ではいけないと考えております。
自分一人のための人生は比較的楽に生きることはできますが、仲間や第三者のために生きる(働く)人生は想像以上に大変なことです。例えば部下や後輩の指導でも自分の家族のように相手のことを思っていればその人の人生を心配して注意ができます。
失敗した仕事に対して本人がよくわかっているからと指導をしない人を見かけますが、人は失敗したその瞬間でしか深く反省はしません。しっかりと指導することが相手の成長につながります。
五色で働く仲間が心身ともに満たされる職場を常に目指し実践することが、社会平和と発展に貢献できる唯一の手段だと信じております。

南條さんは若くして日本事業代表に就任されましたが、 就任時の思いや目標などをお聞かせください。

南條:大きく2つありました。

  • 1つは社内体制の整理・強化
私が参画する前は田仲がアメリカからリモートで(時差もある中)日本のコーポレート面も管理していたので管理体制には改善の余地がありました。 そのため部署や人員体制の再配置、リーダーの設定等社内の体制の強化・改善を図りました。

  • 2つ目は印刷通販とは別の収益の柱を作る
当社は印刷通販をコアの事業としていますが、今後更なる収益の柱を作る必要があると考えております。 印刷会社様向けのDX化(デジタル化)のコンサルティングサービスの準備をして、やっと一部のサービスをリリースできる段階まで来ました。今後も戦略に従って、2つ目の収益の柱を作る活動を続けていきたいと思います。

五色には代表と、日本事業代表がありますが、 普段はどのように仕事の連携をしていますか?

田仲:恋人のように毎日話している(笑)
南條:社長の田仲はアメリカにいるため時差がありますが、zoomで毎日最低30分は会社の重要なアジェンダを1個1個状況報告して、田仲からのコメントに対しても回答していくやり取りをしています。会社の事業から人事、経理などまで日々幅広く会議で討論しています。
メッセージベースでは四六時中Slackでコミュニケーションをしています。

アメリカ進出で苦労したことはありますか?

田仲:法律、商習慣、言葉の壁が大変でした。
最初は学生VISAでアメリカに渡り、途中から商売をしようと決めて行動をしたのですが、何もかもが手探りの状態でした。会社設立をするのにも弁護士に依頼して時間チャージがかかり、会社を登記することもできず、10万円近く払うこともありました。
商売を始めた頃もベンダーに対しての信用はないわけですから、全てキャッシュでしかも納期遅れは当たり前でした。
従業員とも言葉の壁や育った環境も違うので、コミュニケーションに苦労しています。

代表として今後注力しようと考えていることを教えて下さい。

田仲:
  • 印刷事業
  • DX事業
  • 海外事業展開
  • 利益率10%以上の強固な財務基盤
  • 当社の理念を実践できる人材教育・教育システム開発
どれも大切なことなので、ひとつひとつ計画を立てて実践をしています

コロナ禍による影響や、それに対する取り組みなどをお聞かせください。

南條:印刷会社でありながら、新たにデジタル上のマーケティングに力を入れています。
特にマーケティングへの投資する際に社内で資産として残るものに投資を行いました。
例えばWeb広告を使用してばかりだと自社に資産が残りませんが、「デザインアンテナ」という自社のオウンドメディアを作り、そこからベストプリントへお客様が遷移できるような導線を作り、 現時点で毎月9~10万人閲覧数を増やすことに成功し、Web広告なしでも集客できるようになりました。
また、同業他社と密に連携していくことに注力しました。
具体的には弊社の代理店加盟店の印刷会社様と共同で、印刷会社様向けWebマーケティング、Web事業を立ち上げるためのノウハウ、方法をご提供するためのコミュニティを現在準備中です。
印刷業界に限らず、他業種にも提供していく予定です。

社員のみなさんとの間で最も大切にしていることを教えて下さい。

田仲:その人が将来何をしたいか、何に挑戦したいかが気になります。そして、なんとかしてそれが叶うように自分が貢献できるようにしたい。
社員とは個人面談を設け、一人ひとりの仕事面に限らず、生活面でも困っていることがないか聞き、安心して働ける環境づくりを提供しています。

一緒に仕事をしたいと思う社員はどのような人か、お聞かせください。 また、これからの社会を担っていく若い方々へのメッセージもお願いします。

田仲:大きく3つあります。
1.常に前向きに生きようと努力をする人
このような人は生まれ持っての性格だと思っている人が多いのですが、それは違うと思っています。人は誰しもネガディブになりますし、自己中心的な存在です。コミュニケーションも苦手です。嫌なことも多くあります。嫌いな人や苦手な人も多くいます。逃げ出したくもなります。努力している人はそのような自分を抑え、自己成長がそれを解決できることを知っております。さらに周りのことを思いやる気持ちがあるからこそ、辛いことがあっても前向きに明るく生きようと日々努力しているのではないでしょうか。
明るく生きようと自分で決めれば誰にでもできることです。自分に都合の良い言い訳をして自分の小さな殻に籠らない努力をする必要があります。

2.常に勉強をすること
時間がない、と言い訳をする人は必ずと言っていいほど、普段から勉強をしていない。
勤務時間外は、家族サービスやリフレッシュなど仕事のことを一切考えないというスタイルに反論はしませんが、自己成長しないと会社や社会の評価は上がりません。
役割の範囲内だけでは毎年給料が上がり生活が豊かになることはまずありません。
付加価値を出してそれを繰り返すことでチャンスをつかむことが出来るのではないでしょうか。
出社時間や帰宅の時間に音楽を聴くだけではなく、講演や朗読を時々聞き流す。空いた時間にカフェなどで本を読む。そのような地味なことの繰り返しが自己成長の元だと考えております。

3.言語を学ぶこと。
日本は異質な国で言語が1つしかありません。1つの言語では偏った考えになってしまい、新しい価値観を得ることが難しい。固定概念を捨てて、新しいことに身を置くためにも言語という外部とのコミュニケーションツールを学ぶことは大切です。
なぜこの3つをお伝えするかというと、当社で働く期間は人として立派に成長してもらいたいからです。各自の過去を私たちは変えることはできません。今を必死で生きる大切さを仕事を通じて学んでもらうしかないと考えております。過去は過去、変えられないことにいつまでも縛られていても仕方がないと思います。常に前向きに夢と希望をいただいて行動をするだけです。仲間を信じて、自分を信じて行動してください。

最後に当社の管理職に選ばれる方々へ
当社の管理職昇格基準は人として徳があるかどうかです。今現在選ばれているような人はそのような人たちです。徳がある人というのは周りからの助けを得られます。個人でできることはたかが知れています。大きなことができないと稼ぐことができず周りを幸せにできません。一回できればいいのではなく継続して何度もできる必要があります。徳を持つ人にはそのようなことが備わっています。人より秀でた才能を私物化せず、周りに与えてください。そのために必死で勉強してさらに自己成長をお願いします。
南條: 自分で物事を考えられる方。
社会や会社は基本理不尽なことや自分ではコントロールできないことばかりですが、それを所与のものと捉えて、未来を自分で考えて切り拓いて行ける方と一緒にお仕事できれば幸いです。
ビジネスの世界は自由なので、自分の行動次第で何でも変えられると考えていますし、自分でもそれを実践できるように、努力していきます。